枡形山展望台(川崎市多摩区)は、稲毛重成の枡形城があった標高84mの山に建っています。
現在の枡形山の場所は、生田緑地の敷地内です。
最寄り駅 アクセス | 向ヶ丘遊園駅(小田急線)南口から1.4km |
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開放時間 | 9:00〜17:00 |
駐車・駐輪 | 生田緑地の駐車場や駐輪場 |
生田緑地から都心まで見渡せる
展望台への入場は無料。ビル4階くらいの高さがあります。
天候が良ければ展望フロアから、望遠レンズで東京都庁や六本木ヒルズを捉えることが可能です。
向ヶ丘遊園駅からは南口を出て、1kmで生田緑地 東口に到着(有料駐車場あり)。そこから階段や坂を登り500mくらいで山頂広場。展望フロアにはエレベーターで行けます。
一方、駅から遠い生田緑地 西口からなら、上り坂が少ないです。詳しくは公式サイトのバリアフリーマップをご参考ください。
展望台はエレベーターが設置されているため、ベビーカーや車椅子も展望フロアへ登れます。
川崎市の桜の名所
4月上旬くらいからソメイヨシノが咲き始め、花見を楽しむ人で賑わいます。
展望台から見下ろす満開の桜も見応えがあります。
枡形山の名称由来は形状から
山頂は東西130m・南北80mの四角形に近い平地で、枡のようなことから枡形山と名付けられたと言われています。ここに展望台と枡形城址碑があります。なお「マス」の漢字違いの「桝形山」という表記は見かけません。
鎌倉時代、源頼朝の重臣の枡形城
鎌倉幕府を開いたころ、源頼朝の重臣であった稲毛三郎重成が枡形山を城とした、と『新編武蔵風土記稿』(江戸時代に発行)に記載されています。
周りは急勾配で要害として適していたことが、散歩するとよく分かります。